便利屋から電器店まで業者別にご紹介

電球が切れたとき、自分ひとりでは交換できる自信がないという方も多いでしょう。自分では対応が難しい場合、どんな業者に電球交換を依頼すればよいのか思いつかない方もいるのではないでしょうか。

何でも対応してくれるイメージのある便利屋を思いついた方は、多いかもしれません。本記事では、「電球交換を依頼できる3つの業者」と「業者に任せた方がよいケース4選」について、解説いたします。

電球交換を頼める3つの業者

電球交換を業者に頼みたいものの、どこに頼めばよいのか分からない方は、意外と多くいらっしゃるのではないでしょうか。電球交換を頼める業者は、主に以下の3パターンに分かれます。

便利屋

電球交換を頼める業者と聞いて、便利屋を思い浮かべる方は少なくないでしょう。便利屋はその名の通り、住まいで困ったことを解決してくれる、便利なサービスの提供する業者を指します。

電球交換以外にも、家の悩み事についてさまざまな業務に対応してくれるのが特徴的です。雑用的なことにも対応してくれる便利屋もあり、利用者にとっては非常に便利でありがたい存在です。ただし、扱うサービス内容が広い分、業者によっては腕やサービス内容に開きがあるのも確かです。便利屋にお願いする場合は、周りからの口コミなども参考に、業者を選ぶようにするとよいでしょう。

家電量販店

家電量販店の中には、電球交換のサービスを受付けているお店もあります。とはいえ、そのお店で購入した電球を取り付ける場合が基本で、サービスの提供内容もお店によってさまざまです。欲しい電球の購入と同時に、取り付けもお願いしたいケースでは、利用する価値があると言えるでしょう。

電器店・電気工事屋

最後に紹介するケースは、電器店や電気工事屋に依頼するというパターンです。「電気工事士」という国家資格を持ったプロが行ってくれるというのが、一番のメリットと言えます。

電球交換の最中に思わぬ電気系統のトラブルが見つかった場合でも、安心して対処してもらえるのがプロに任せる一番のメリットであると言えるでしょう。

電球交換を業者に任せた方がよいケース4選

自分の手でも対処できる電球交換ですが、業者に依頼した方がよいケースとは、いったいどんな場合があるのでしょうか。

高所での電球交換

電球のある場所が高所にある場合は、元気な大人でも交換が難しいところです。ランプチェンジャーのような高いところにも手が届くお助けグッズもありますが、ホールドが甘いせいで電球がつかめなかったり、電球の傘にひっかかってしまったりと、購入したのに使用できないという悲しい声も聞きます。

天井ほどの高さといえど脚立からの落下事故はあり得ます。高所にある電球交換の場合はなおのこと、業者に対応を任せるのが安心です。

高齢者の電球交換

高齢者の電球交換には、細心の注意が必要になります。高齢者の転倒・転落といった住居内事故は、非常に多いのです。

事故時の高齢者の重症度は、他世代と比べ高く、思わぬ事故が原因で、体が不自由になったり亡くなってしまったりするケースもある程です。周囲に頼れる人がいない場合は、迷わず業者を選択しましょう。

照明器具や配線の故障が考えられる場合

新しい電球に変えても電気がつかない場合は、照明器具本体の故障や配線の故障が考えられます。

そのような場合には、電気工事が必要です。経年劣化した電気器具についている電球交換の場合、有資格者のいる電気工事屋に任せるのが、安全でスムーズな対応となるでしょう。

電球交換の知識が乏しい場合

電球交換の知識が乏しいと、思わぬ事故につながりかねません。照明器具の定格消費電力以上の電球を設置してしまうと、故障や発火の原因になり得るのです。

一口に電球交換といっても、自分で行う場合は、最低限の知識は必要でしょう。注意するべきポイントは、「口金（くちがね）サイズ」と「消費電力」です。
口金のサイズは「E〇」と表示されており、〇には数字が入ります。たとえば、一般的な家庭でよく使われる電球「E26」であれば、口金の直径が26mm（ミリメートル）であることを指します。

正しいサイズが分かったら、次に照明器具に記載されている定格消費電力をチェックします。ポイントは、この数字以下のW（ワット）数の電球を選ぶことです。たとえば、照明器具に60Wという数字があれば、電球は60W以下のものを選びましょう。
誤って100Wの電球を取り付けてしまった場合、照明器具が発熱・発火する恐れもあります。電球交換の基礎知識を全く知らずに作業するのは、危険なのでやめましょう。

まとめ